続く胃もたれの原因とは?年齢のせいではない「隠れた病気」と検査のすすめ
続く胃もたれの原因は、単なる加齢や食べすぎだけでなく、胃の運動機能の低下、あるいは逆流性食道炎や胃潰瘍、胃がんといった病気が隠れているサインの可能性があります。特に食後の胃もたれが何日も続く場合は、年齢のせいにせず、消化器内科で胃カメラ検査を受けることが推奨されます。

なぜ起きる?食後のひどい胃もたれの原因
食事をしたあとに、いつまでも胃が重たい、お腹が張って苦しいと感じる「胃もたれ」。その主な原因は、胃の中に食べ物が長く留まってしまうことにあります。
- 胃の排出能力の低下: 年齢とともに胃の筋肉や動きは緩やかになりますが、それ以上にストレスや疲労によって胃の動く力が大きく落ちているケースがあります。
- 胃酸のバランスの崩れ: 胃酸が出すぎて粘膜が荒れる、あるいは逆に胃酸の分泌が少なすぎて消化に時間がかかり、食後に強い胃もたれの原因となることがあります。
年齢のせいにしてはいけない!隠れた「3つの病気」
「もう歳だから油っこいものは胃がもたれる」と片付けてしまいがちですが、以下のような病気の初期症状であることも珍しくありません。
- 逆流性食道炎: 胃酸が食道に逆流する病気です。酸っぱいものが上がってくる感じ(呑酸)だけでなく、胸やけや強い胃もたれの原因になります。
≫「逆流性食道炎の症状・検査・治療」はこちら - 胃潰瘍・十二指腸潰瘍: 粘膜が傷つくことで胃の消化運動がストップし、食べたものが異常に長く胃に残ってしまいます。
≫「胃潰瘍の症状・検査・治療}はこちら - 胃がん: 胃の出口付近に腫瘍ができると、食べ物の通り道が狭くなり、慢性的で頑固な胃もたれや食欲不振を引き起こします。
≫「胃がんの症状・検査・治療」はこちら
胃もたれが続くなら「胃カメラ検査」が一番の解決策な理由
胃もたれの原因を特定し、正しい治療を行うためには、胃の内部を直接観察する内視鏡検査(胃カメラ)が不可欠です。 「ただの胃もたれだと思っていたら、実は逆流性食道炎の症状がかなり進んでいた」「早期の胃がんが見つかった」ということは医療現場ではよくあります。検査をして「病気がない(機能性ディスペプシアなど)」と分かるだけでも、大きな安心に繋がり、ストレス性の症状改善に役立ちます。

苦しくない内視鏡検査なら、田園調布ステーションクリニックへ
当院では、胃もたれの原因を根本から調べるため、最新の機器を用いた胃カメラ検査を行っています。「検査が怖い、オエッとなるのが嫌だ」という方のために、静脈麻酔(鎮静剤)を用いて、まるで眠っているかのようにリラックスした状態で受けられる検査体制を田園調布にて整えております。長引く胃の重さにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
FAQ よくある質問
よく噛んで腹八分目を意識し、脂っこい食事や遅い時間の夕食を避けることが基本です。また、食後すぐに横になると胃の消化運動が妨げられたり、胃酸が逆流しやすくなったりするため、食後2時間ほどは体を起こしておくようにしましょう。
はい。慢性的な胃もたれの裏には、逆流性食道炎や胃潰瘍だけでなく、初期の胃がんなどの重篤な病気が隠れていることがあります。検査をして「大きな病気がない」と分かるだけでも、ストレス性の症状緩和につながります。
この記事の監修医師

田園調布ステーションクリニック
院長 鈴木 直人
- 昭和大学医学部 卒業
- 日本消化器外科学会 専門医・指導医

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