便潜血陽性とは

便潜血陽性とは、便の中に目に見えない微量の血液が含まれている状態を指します。
肉眼では確認できませんが、「便潜血検査」によって検出されます。便潜血陽性=すぐに重大な病気、というわけではありませんが、消化管のどこかで出血が起きているサインです。

原因としては…

  • 大腸ポリープ
  • 大腸がん
  • 潰瘍性大腸炎などの腸炎

などが考えられます。そのため、陽性と判定された場合は必ず精密検査が必要でが必要です

陽性と言われたら

便潜血陽性は、「便に血が混じっている」という結果です。
重要なポイントは…

  • 症状がなくても検査が必要
  • 痔でも陽性になることがある
  • しかし重大な病気の可能性もある

という点です。

特に「自覚症状がない」「健康診断で初めて指摘された」という場合でも、必ず精密検査を受けてください。

主な原因となる病気

大腸ポリープ・大腸がん

ポリープは良性でも、時間とともにがん化することがあります。便潜血は、これらの初期段階での重要なサインです。

潰瘍性大腸炎

腸に炎症が起こる病気で、慢性的な血便や下痢を伴います。

最も多い原因の一つです。排便時の出血により陽性となることがあります。

その他の消化器疾患

  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 胃がん

などでも、便潜血陽性となることがあります。

便潜血検査の注意点

便潜血検査は有用ですが、100%ではありません。

  • 偽陽性(病気がないのに陽性)
  • 偽陰性(病気があるのに陰性)

があるため、結果だけで判断せず、必要に応じて内視鏡検査が重要です。

精密検査

大腸カメラ検査(下部内視鏡検査)

便潜血陽性の場合、最も重要な検査が大腸カメラです。
この検査では

  • 出血の原因を直接確認
  • ポリープの発見
  • その場で切除
  • がんの早期診断

が可能です。
検査時間は約20〜30分程度で、
当院ではご希望により鎮静剤を使用し、眠ったまま苦痛を抑えて受けることができます。

検査前の準備

大腸カメラ検査前には

  • 前日の食事制限
  • 当日の下剤服用
  • 十分な水分摂取

が必要です。正確な検査のため、医師の指示に従って準備を行ってください。

治療について

治療は原因によって異なります。

  • ポリープ → 内視鏡切除
  • 炎症 → 薬物治療
  • がん → 手術や専門治療

特にポリープは、その場で切除することでがん予防につながる重要な治療です。

早期発見の重要性

大腸がんは、初期にはほとんど症状がありません。そのため、便潜血検査が最初のサインとなることが多い病気です。
早期に発見できれば

  • 内視鏡で治療可能
  • 身体への負担が少ない
  • 予後が良好

になります。

受診の目安

以下の場合は必ず受診してください。

  • 便潜血検査で陽性
  • 血便がある
  • 便の性状が変わった
  • 腹痛や体重減少がある

症状がなくても、陽性であれば検査が必要です。

当院の特徴

当院では、消化器外科専門医である院長が、診察から検査、即日の結果説明までを一貫して行います。
初めての方でも安心して検査を受けていただけます。

  • 豊富な臨床経験
  • 正確で迅速な診断
  • 苦痛を抑えた検査

また、ご希望に応じて鎮静剤を使用し、眠っているような状態で楽に検査を受けることが可能です。初めての方や不安が強い方も安心してご相談ください。

FAQ

Q
陽性=がんなのですか?
A

必ずしもそうではありません。痔などが原因のこともあります。
ただし、必ず精密検査が必要です。

Q
症状がなくても検査は必要ですか?
A

はい。症状がなくても大腸がんの可能性はあります。

Q
陰性なら安心ですか?
A

一定の安心材料にはなりますが、100%ではありません。定期的な検査が重要です。

Q
どのくらいの頻度で検査すべきですか?
A

一般的には40歳以上で年1回が推奨されています。

Q
検査は痛いですか?
A

当院では鎮静剤を使用し、眠ったまま苦痛を抑えた検査が可能です。

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