便潜血陽性と言われたら
健康診断の結果に「便潜血陽性」と書かれていて、どきっとされた方も多いのではないでしょうか 。「便に血が混じっているということ?」「大腸がんなのかな……」と心配になるのは当然のことです 。 ただ、便潜血陽性のすべてが大腸がんを意味するわけではありません 。痔・大腸ポリープ・大腸炎など、良性の原因であるケースが多数あります 。しかし、大腸がんの初期にも便潜血が現れることがあり、放置は禁物です 。 大切なのは「原因を確かめること」です 。田園調布ステーションクリニックでは、便潜血陽性の方に大腸内視鏡(大腸カメラ)による精密検査をお勧めしています 。「怖い」「つらいのでは」と感じている方にも、鎮静剤を使った苦痛の少ない検査をご提供しています 。
考えられる原因と病気
よくある(比較的良性の)原因
痔(いぼ痔・切れ痔)
肛門付近からの出血が便に混じり、検査で陽性となるケースが非常に多いです 。鮮血が便器を染めるような出血が典型です 。
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大腸ポリープ
大腸の内側にできるイボ状の隆起です 。良性のものがほとんどですが、一部は放置すると大腸がんへと変化します 。内視鏡で発見次第、切除することが可能です 。
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大腸炎(感染性・虚血性)
細菌感染や血流障害による粘膜の炎症で出血が起こることがあります 。
見逃してはいけない病気
大腸がん
本人に最も多いがんのひとつです 。初期は無症状のことが多く、便潜血が唯一のサインであるケースも少なくありません 。早期であれば内視鏡で切除できる段階のものも多く、早期発見が重要です 。
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過敏性腸症候群
直接の出血は少ないものの、粘膜の脆弱性から便潜血陽性になることがあります 。
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今すぐ受診すべき危険なサイン
- 健康診断で「便潜血陽性」「要精密検査」と記載されている
- 便潜血陽性が2年連続している
- 便に血が混じる・便が赤い・黒っぽい
- 最近、便の形が細くなった・残便感がある
- お腹の痛みや張りが続いている
- 体重が急に減ってきた
- 50歳以上で大腸の検査を一度も受けたことがない
- 家族に大腸がん・大腸ポリープの既往がある

当院での検査・診断方法
FAQ よくある質問
1回の陽性でも精密検査をお勧めします 。大腸がんは早期発見・早期治療が予後を大きく左右するためです 。「痔だから大丈夫」と思っていても、同時にポリープや大腸がんが存在することもあります 。
検査自体は15〜30分程度ですが、前処置(下剤を飲んで腸を空にする作業)に1〜2時間かかります 。鎮静剤を使用した場合は、回復まで30〜60分程度お休みいただきます 。トータルで半日程度の余裕をみてください 。
保険適用の場合、検査のみであれば3割負担でおよそ8,000〜15,000円程度が目安です 。ポリープ切除を行った場合や病理検査が加わると費用が増加します 。詳しくはお電話またはWEBの料金案内でご確認ください 。
特に「急いで」ということはありませんが、結果を受け取ってから3ヶ月以内を目安に受診されることをお勧めします 。長期間放置すると、仮にがんがあった場合に進行するリスクがあります 。
この記事の監修医師

田園調布ステーションクリニック
院長 鈴木 直人
- 昭和大学医学部 卒業
- 日本消化器外科学会 専門医・指導医

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